
今回(2021年4月23日)は、愛犬グミにとって2回目のパピー教室。
前(2021年4月19日)のオリエンテーションの時は、先生・私・グミの三者面談だったのですが、今回から他のワンちゃんと一緒にレッスンを受けます。
グミはワンちゃん・人、大好きっこなので、飛びかからないか飼い主としては心配でした。
この記事では、2回目のパピークラスの様子をお伝えしつつ、犬の去勢・避妊について解説したいと思います。
Contents
抱っこの仕方と体重測定
パピー教室の前に体重測定をし、愛犬に異常がないかどうかチェックしてもらいます。
そのときに、抱っこ時のリードの持ち方を教えてもらいました。
ちょっと画像が見当たらなかったので、文章で説明します。
犬の抱っこの仕方
- リードをつけたまま犬を利き手で抱っこします
- リードを利き手の逆側の肩にかけます
→万が一の転落防止 - 利き手の指1本を首輪に通します
→万が一の転落防止
これは知っていたのですが、実践せず……。
反省しつつ、これからは抱っこの仕方を気をつけようと思います。
くるみ(トイプードル)ママと仲良くなれました!
前回のパピー教室で道に迷いまくったので、今回は40分前に着くように出発し、クリニック内で待機させてもらいました。
40分後、一緒に教室を受ける、くるみ(トイプードル)とくるみママが登場しました。

こんにちは~
今日はよろしくお願いします。
ワンちゃん何ヶ月ですか?
うちは4ヶ月です~

こんにちは!
こちらこそお願いします~
私のところも4ヶ月です、体重3.6kgもあるんですが……。
くるみも同じように体重測定を受けていましたが、なんと驚異の2.0kg!
ちっさくてかわいいです。
グミでかすぎです。
最初の15分は他のワンちゃんと一緒

最初の15分は、他のワンちゃんも交えて全7頭で顔あわせでした。
グミはワンちゃん大好きっ子なので、狂喜乱舞し、他の子に飛びかからないか心配でした……。
が、意外にも冷静に、他のワンちゃんとあいさつできていました。
エラい!
ただ、真っ白なポメラニアンの逆鱗に触れたらしく、15分間ずっと吠えられていました。

ぼくはスルーしていたよ~
その15分間が終わったら、後半の部のメンバーとレッスンを受けることになります。
いよいよ2回めのパピー教室開始
まず、お互いに自己紹介をしました。
くるみママの自己紹介から、お互いトイプードルのレッドを飼っている、くるみはややおとなしい子、ということがわかりました。
私はグミが犬・人好きなので、飛びつかないか心配だということを自己紹介でいいました。
私とグミは初回なので、レッスンで使う特別プレゼントをもらいました。

中身はこんな感じ。
プレゼントの中身
- ひものおもちゃ
- 1食分のフード
- 社会化おやつ
- レッスン記録ノート
- プレゼントを入れる袋
ただのプレゼントではなく、それぞれ意味があり、それらを使ってパピー教室を進めていきます。
ひものおもちゃ


くるみママ、ひものおもちゃにはどんな意味がありますか?
説明してもらってもいいですか~

ひものおもちゃは「遊びの始まり」と「遊びの終わり」を知らせるアイテムです。
まず、遊びを始める前に与えます。
しばらく遊ばせ、時間が経ったら返してもらい、遊びを終了します。
飼い主が遊びをコントロールする練習をするものです。

パーフェクトです!
他の「1食分のフード」「社会化おやつ」も説明できますか?

……………………。

ぜんぜん大丈夫ですよ~
私の方から説明しますね!
1食分のフード


1食分のフードは、……。
なんです。
残念なことにメモをするのを忘れて、数時間後には完全に私の記憶からこぼれ落ちてしまいました……。
3回目でもう一度説明を聞けると思うので、今度こそはメモをとり、ご紹介したいと思います。
社会化おやつ


このおやつは犬の社会化に使うため、この教室では「社会化おやつ」と呼んでいます。
犬の社会化を進めるにあたり、犬に様々な指示を出します。
うまくできたときに、声・ボディタッチ・社会化クッキーの3点セットで褒めます。
そうすれば「犬はこうすればいいんだ!」ということを学習します。
学習の積み重ねで、犬の社会化は進んでいきます。
レッスン記録ノート

受けたレッスンの内容、宿題を先生が書き込んで、帰りに渡してくれました。
内容はこのような感じです。
レッスンの記録
今日の課題 | 宿題 | |
---|---|---|
1回目 4/23 BW3.6kg |
| 初めてのパピー教室ですが、 グミちゃんは元気に過ごしてくれました!! また、お家で「アイコンタクト」 やってみて下さいネ |
2回めのパピー教室の様子

2回めのパピー教室では、主に次の3つをやりました。
3つの練習
- アイコンタクト
- 避妊・去勢について
- お友達とあそぼう
一つずつ様子を紹介します。
アイコンタクト
アイコンタクトは、目と目を合わせる行為です。
名前を呼べば飼い主の目を見る、ができればOKです。

グミ~

チラッ、じ~

よくできました!
社会化クッキー・褒め・なでの3点セットで飼い主の価値をあげてくださいね!
これは、本で勉強して練習もしたので、余裕でできました。

アイコンタクトでやってはいけないのが、「両手で抱き上げてワンちゃんの目を見ること」。
これだと戦いを挑んでいることになっちゃいます。
ワンちゃんの方から、自発的に飼い主を見るようにしましょう。
また、飼い主を見ないからといって、名前を何度も呼ぶのはやめましょう。
呼ぶ声がBGM化してしまいます。
避妊・去勢について
リードを首輪から10~20cmのところで踏んで、避妊・去勢の話を聞きました。
最初は動きたくてウズウズしていたグミですが、最後はあきらめておとなしくしていました。
このテクはドッグカフェとかでも使えそうですね!
本題ですが、避妊・去勢を考えているのなら、6ヶ月ごろを目安に早めにしたほうがいい、とのことでした。
オスの去勢なら日帰り手術、メスの避妊なら1泊の入院になるそうです。
オスの去勢の場合

オス犬の場合、性的衝動が出てこないようになります。
その結果、夜遠吠えをしたり、メスの犬を追いかけ回したりしなくなります。
犬は2km先のメスのニオイまで感じとることができる、と言われています。
また、性器の病気にかかるリスクが圧倒的に下がります。

なるほど~
では、いつごろを目安に去勢を行ったらいいですか?

大体6ヶ月ごろがいいと言われています。
かかりつけの動物病院があるなら、そこで相談してみてくださいね。
メスの去勢の場合

メスの場合は、生器系の病気にかかるリスクがかなり下がります。
また、人間は生理前後でホルモンバランスが変化し、体調が悪くなったりしますが、犬も同じです。
犬も発情期の前後は体調不良を起こしやすくなります。
さらに、犬の場合は妊娠ホルモンも出るので、母乳が出るなどの想像妊娠が起こります。
ぬいぐるみを我が子のように、抱え込むようになることもあります。
ぬいぐるみを取ろうとすると、唸るなどの行動を起こすこともあります。

では、いつごろ避妊手術を受けたらいいでしょうか?

乳歯が永久歯に生え変わるタイミングで受けてもいいかもしれません。
その理由ですが、歯の生え変わり時にうまく乳歯が抜けず、手術で取り除かないといけないことがあります。
そのときに一緒に避妊手術を受ける、というのがおすすめです。
歯の手術と避妊手術、2回に分けるとワンちゃんの体への負担も大きくなってしまいますからね。
お友達とあそぼう

教室の最後にリードを外して、自由に遊ばせることになりました。
グミは飛びかかるのかと思いきや、ちゃんと挨拶をして礼儀正しくしていました。
ただ、先生が「くるみ~」と呼ぶと、グミも一緒にいってしまう、という残念さは発揮していました。
「くるみ」と「グミ」は似ているからなんでしょう、そうでしょう。
ずっと仲良く遊んでいたのですが、グミが興奮モードに入ってきて、距離を取り始めたくるみを追いかけるようになりました。
そのたびに自分でトイレスペースにいって、気持ちの整理をつけていたのが面白かったです。
そこからもくるみと遊びたくてしょうがない感じでしたが、なぜか、近づいて、後ろにジャンプして離れて、吠えて、また近づいてと訳のわからない動きを繰り返していました。
【2回目・去勢と避妊の話】グラン動物病院のパピー教室に行ってきました!

グミを飼っていて、おしっこやうんちの粗相が連続すると、正直イラッときます。
でも、パピー教室でがんばっているグミを見ると、深い愛が湧いてきます。
イラッとくることもあれば、愛を感じることもある、ペットを飼うということはそういうことなんでしょうね。
今、グミのことをすごく愛しく感じます。
1~6回目の様子は、こちらのリンクからどうぞ。
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