
今回(2021年5月7日)は、愛犬グミにとって3回目のパピー教室。
前(2021年4月23日)の2回目では、去勢と避妊の話や他のワンちゃんと上手に接することができるかがメインでした。
3回目は「ちょーだい」の練習と、ノミ・マダニの恐ろしさを教えていただきました。
この記事では、「ちょーだい」や、なぜノミ・マダニ対策をしないといけないか、解説したいと思います。
Contents
抱っこの仕方と体重測定
まず、1回目・2回目に続き、つぎの3つのトレーニングを行いました。
体重測定+えさ
- 抱っこから診察台にのせる
→余裕だったが、即、先生に飛びつく - 診察台で飼い主からおやつをもらう
→おやつ大好き犬なので、楽勝 - 診察台で他人からおやつをもらう
→えさ+先生で興奮し、診察台で落ちそうになるも、楽勝
グミは人間大好き、えさ大好き、おやつ大好き犬なので、こういった意外と難しいことも簡単にクリアできます。
今回、同じクラスだったトイプーちゃんは、怖くて「キャイ~ん!」と鳴いていました。
1回目で教えてもらった「抱っこの仕方」も「いいですね~」と褒められました。
今回はトイプードル・レッドのみのクラス
今回も早めの1時間30前に到着したので、先生が気をつかってくださり「前のクラスに参加しますか?」と聞いてくれました。
ちょっと葛藤はあったものの、前回仲良くなったくるみとくるみママにまた会いたかったので、13時45分の部に参加してきました。
これが運良く、トイプードル、レッドのみ4匹のクラスに参加できました!
いかにトイプードルのレッドが人気なのかが見てとれるレッスン。
また、犬は「同じ犬種どうしのほうが仲良くなりやすい」と聞いていたので「おもしろいものが見れるかも……」と私のテンションも上がりました。
恒例の自己紹介

グミ、トイプードル、レッドの男の子です。人・動物・食べ物・乗り物なんでも好きな子です。もうちょっと落ち着いてほしいですが……。よろしくおねがいします!

くるみ、女の子です。レッドです。来週で5ヶ月になります。家ではすごい遊ぶのですが……。外では怖がりなんです。この教室でみんなと仲良くなれるようにがんばります

くるみ、女の子です。明日で3ヶ月になります。家でのやんちゃぶりが激しく、最近は甘噛に困っています……。もうちょっとおとなしくなってくれることをのぞんでいます。

チョコ、男の子です。来週で6ヶ月になります。家ではすごい激しいんですが、他の子がくるとすぐに隠れちゃうんです。
このあと、新人のくるみ(2匹目)とチョコにプレゼント3点が渡されました。
おもちゃ・社会化クッキー・フードの意味

ここで3つのプレゼントについて、先輩2人から早いものがちで説明することになりました。
自信がないので、1番に手を上げ、クッキーを選びました。

クッキーは、なにか指示を出し、守れたときに与えます。そうすれば、指示を守ったらクッキーがもらえるんだ~ということを教えます。また、飼い主はクッキーをくれる人、飼い主の価値をあげます。
頑張って説明をしたのですが、見事に外しました。

説明ありがとうございました!このクッキーは飼い主ではなく、他人からあげてもらうようにしてください。例えば、子供や犬友なんていいかもしれません。このクッキーのことを「社会化クッキー」と呼んでいて、「飼い主以外の人も怖くないんだよ~」と教える目的があります。なので、様々なタイプの人にクッキーをあげてもらうようにしてくださいね!
ほほう、ぜんぜん違っていましたが、先生がフォローを入れてくれました。
他のアイテムには、つぎの意味があります。
アイテム | 意味・使い方 |
---|---|
ロープ | 遊びの終わりと始まりを教えます。「おすわり」などの指示を出し、その後ロープを与えます。遊びが終わったら、また「おすわり」をさせてロープを返してもらいます。これで遊びと終わりを犬に理解させます。 |
1食分のフードが入ったタッパ | なにか指示を出したり、いいことをしたときにこの中のフードを与えます。事前に1日分のフードを入れておけば、フードの与えすぎを防ぐことができます。 |
ちょーだいを犬に教える方法
今回は「ちょーだい」を犬に教えるやり方をおそわりました。
まず、なんでもいいのですが、えさやおやつを挟める道具やおもちゃを用意します。
今回のパピー教室では、「デンタルスティック」を使いました。
かなり大きめのホームセンターでも売っていなかったので、Amazonなどで買うのがいいかもしれません。
引用元:Amazon公式サイト
600円程度で購入できます。
>> Amazonで見る
様々なサイズがあるので、購入時は注意してくださいね。
私は4kgのトイプードル用に「Kong(コング) パピーデンタルスティック S」を買いましたが、もっと大きいのがよかったな~と少し後悔しています。
体の大きいワンちゃんの場合は、気をつけてあげてくださいね。
おやつをつめたデンタルスティックを与える
まず、おやつをつめたデンタルスティックを与えます。
このとき、かんたんにとれないようにするのがポイントです。

犬は必死におやつを取ろうとしますが、挟まっているため、少しずつしかおやつを取れません。
デンタルスティックとおやつを入れ替える
しばらく様子を見守ったあと、ちょーだいの練習をします。
まず、デンタルスティックを「ちょーだい」のかけ声とともに、取り上げます。
↓まず取り上げてかわりのおやつをおく

そのかわりにすかさず、食べやすいおやつを地面に置き、食べ終わる前にデンタルスティックも地面に置きます。
そして、おやつを食べ終わるタイミングで、デンタルスティックを返します。
つまり、犬はデンタルスティックを失わずに、新しいおやつもあたえられたことになります。
この流れを繰り返すことで、飼い主に大切なものを渡しても「ちゃんとかえってくるんだよ~」ということを犬は学習し始めます。
最後にデンタルスティックに残ったおやつをとってあげる

最後は、デンタルスティックを見せながら、おやつを一つずつとってあげます。
これをみた犬は、飼い主は「おやつをとりあげないんだ、とってくれるんだ」というポジティブな印象を与えつつ、トレーニングを終えます。
最初はなかなかうまくいかないですが、徐々に犬は「ちょーだい」の意味を理解し始めます。
私とグミもいい感じになってきました!
とっても恐ろしいノミ・マダニの予防について

今回の大きなテーマの一つ「ノミ・マダニの恐ろしさ」について、教室で教わってきました。
ノミ・マダニの恐ろしさをまとめます。
ノミ・マダニの恐ろしさ
- マダニは草むらにしかいないが、ノミはどこにでもいる
- 他の人や犬からマダニ・ノミをもらってしまうことがある
- 怖いのは、マダニに寄生虫がいた場合の「犬バベシア症」
→血液を壊し始める・特効薬がない・最悪命を落とす - ノミは、人間が蚊に刺されるレベルのかゆさではない など
→ノミアレルギーの心配も
私の家では、なんとなく年中「ノミ・マダニ」用の薬を飲んでいる・飲む予定にしていますが、その必要性がしっかりとわかりました。
我が子が強烈なかゆみにおそわれたり「犬バベシア症」にかかってしまったりしたら、悲しいどころではありません。
ノミ・マダニのお薬代はそれほど高くありません。
ノミ・マダニ対策はきっちりして、あなたの犬を守ってあげてくださいね。
お友達とあそぼう

教室の締めくくりは、恒例の「リードを外して遊ぼう!」です。
前回のグミは飛びかかったりせず、いい子にしていたので、今回は安心しつつ見守ることができました。
また、「おもしろいものが見れるのでは……」と期待も。
グミは他の3匹に「遊びに誘うポーズ」をとりました。
他の子ものってきて「じゃれあうのかな~」と思っていたら、グミは一回りも二回りも小さな女の子プードル2匹に、追いかけまわされる感じに……。

ボクはヒット&アウェイ遊びが好きなんだ~
途中「やりすぎやぞ」と他のワンちゃんがストップをかけたり、4人で集まったり、犬の遊びや社会っておもしろいな、と見ていて思いました。
【3回目・ちょーだいの教え方】グラン動物病院のパピー教室に行ってきました!

グミは部屋にあるくつ下、ビニール袋、ティッシュなどを噛んで走り回ります。
私はそれを追いかけるので、グミ的には追いかけっこ遊びになってしまっているのだと思います。
教えてもらったトレーニングは、本にも載っていなかったので、本当に参考になりました。
また、かかりつけの動物病院では、ノミ・マダニの説明は一切なかったので、3回目の教室に参加して「恐ろしさ」を知ることができてよかったです。
あなたもぜひ「ちょーだい」の練習、してみてくださいね。
また、ノミ・マダニの予防もしっかりしつつ、愛犬の様子にも気を配ってあげてくださいね。
1~6回目の様子は、こちらのリンクからどうぞ。
まず、犬の一生は「社会化期で決まる!」と言っても過言ではありません。 社会化期について、次の図がわかりやすく解…
今回(2021年4月23日)は、愛犬グミにとって2回目のパピー教室。 前(2021年4月19日)のオリエンテー…
今回(2021年5月7日)は、愛犬グミにとって3回目のパピー教室。 前(2021年4月23日)の2回目では、去…
今回は、愛犬グミにとって4回目のグラン動物病院でのパピー教室。 1時間の教室で、テーマは「ハンドターゲット」「…
今回はグミにとって5回目のグラン動物病院でのパピー教室。 今回のテーマは「クレートトレーニング」「体重管理」に…
今回は愛犬トイプードルのグミにとって、6回目のパピー教室になります。 早いもので、次回の7回目で卒業。 今回のテーマは「体を触る練習」「フィラリア予防」についてでした。 普段から体を触っておかないと、いざというときに触りたくても唸ったり、暴れたりする犬になってしまいます。 また、フィラリア予防は必須で、フィラリアに感染してしまった場合、最悪死んでしまうこともあります。 今回はそんな「体を触る練習」「フィラリア予防」の様子をお伝えします。