
犬のお散歩デビューさせたいんだけど、持ち物って何が必要かな?
犬のお散歩で必要なものは、全部で8つです。
この記事では、次のことを紹介します。
この記事の内容
- 3種類のバックの選び方
- 首輪とハーネスのメリット・デメリット
- どのリードが散歩に必要か?
- 迷子札の必要性
- 水入りペットボトルの重要性
- ロングリードは散歩で使わないこと
Contents
犬の散歩に必要な持ち物

犬のお散歩で本当に必要な持ち物は、次の8つです。
犬の散歩に必要な持ち物
- バッグ
- 首輪またはハーネス(胴輪のこと)
- リード
- 迷子札
- うんち袋
- 水入りペットボトル
- ウェットティッシュ
- おやつ
バッグ(トートバック・ウエストポーチ・ショルダーバック)
まず、お散歩の道具、一式を入れるためのバッグが必要になります。
犬のお散歩でおすすめしたいのは、トートバック・ウエストポーチ・ショルダーバックの3種類です。
この3種類の中でも、犬のお散歩に特化したものを使うようにしましょう。
トートバック

トートバックは一番シンプルなバックではないでしょうか。
散歩に必要なアイテムを上から「ポィッ」といれて、すぐに取り出せるメリットがあります。
ですが、トートバックを持つということは、常に片方の手がふさがっている、ということでもあります。
引っ張りぐせがあったり、やんちゃな子だったりする場合、逃げられてしまう危険性があります。
例えば、おやつを取り出そうとトートバックに片手を突っ込んでいるとします。
そのときに、犬が強く引っ張り、飼い主がリードをもっている手を離してしまうといったこともありえます。
お散歩になれないうちは、トートバックよりも、ウエストポーチやショルダーバックをおすすめします。
ウエストポーチ

犬のお散歩の持ち物をしまうなら、このウエストポーチタイプがおすすめです。
犬のお散歩用のウエストポーチは、袋がたくさんついていて、とても便利です。
袋がたくさんさんついているので、お散歩グッズが入らない、といったことはまずないでしょう。
また、おやつや水など、すぐに取り出したい場合に備えて、専用の収納がついています。
ウエストポーチタイプなら、リードを持つ手の反対側の手は空きます。
とっさのアクシデントが起きても、空いている方の手を使って対応しやすいのがこのウエストポーチタイプのメリットです。
デメリットは、強くウエストバンドを締めないと、持ち物の重さでポーチが下がってくることです。
ショルダーバック

ショルダーバックタイプもウエストポーチタイプと同様におすすめです。
上の画像のウエストポーチは、ヒモの長さを調整することでショルダーバックとしても使える優れものです。
胸の部分に収納をもってくれば、必要なものを簡単に取り出せます。
ですが、ウエストポーチタイプよりも、少しデメリットがあります。
ショルダーバックから散歩の道具を取り出すときに、やや前かがみな姿勢になるため、中身をこぼしてしまうといったことが起こりえます。
特に落ちやすいのが、外側に収納してあるペットボトル。
ショルダーバックタイプには、ペットボトル固定用のゴム紐がついているものがほとんどです。
ですが、固定し忘れると落ちて愛犬にあたってしまう、といった可愛そうなことが起こりえます。
首輪またはハーネス
散歩には首輪、ハーネスをつけることが必須です。
首輪(カラー)
引用元:Amazon
首輪はカラーとも呼ばれ、首に巻きつけるものです。
首輪のデメリットは、犬が歩くとき・走るときに首がしまってしまうことです。
また、首輪がゆるすぎた場合、はずみで抜けて逃げられることもありえます。
ですが、メリットも当然あります。
お散歩デビューしたばかりで、元気のある子はいきたい方向にリードを引っ張ろうとします。
そのとき、ハーネスよりも首輪のほうが、コント-ロルしやすくなります。
コントロールしやすくなるということは、急な動きにも対応できるということで、これは首輪の大きなメリットです。
[itemlink post_id=”2842″]ハーネス
引用元:Amazon
ハーネスとは、犬の前足を輪に通し、前半身をおおうように取り付けるものです。
ハーネスは体を締めつけるものではないので、犬にとって体の窮屈感は少ないといえるでしょう。
また、首はなんだかかわいそう、だから、ハーネスにしようと思う方もいらっしゃいます。
ハーネスのデメリットは、リードの力がハーネスに分散してしまい、犬のコントロールをしにくいという点があげられます。
[itemlink post_id=”2844″]リード
リートには大きく分けて「スタンダードリード」「フレキシブルリード」「トレーニングリード」「マルチファンクションリード」があります。
愛犬にとって最適なリードを選んであげましょう。
スタンダードリード
引用元:Amazon
最も一般的なリードが、この「スタンダードリード」になります。
犬を飼ってしばらくの間は、首輪やハーネスについているリードか、このスタンダードリードを使うことになります。
スタンダードリードの長さは1~2m程度になります。
[itemlink post_id=”2865″]フレキシブルリード
引用元:Amazon
フレキシブルリードは、持ち手はボタンと握りがついた片手でもてるハンドルのようになっています。
上の商品の場合、長さは5mまで伸びます。
フレキシブルリードは、一般的なお散歩で使うことはおすすめできません。
ボタンを押さないと短くできなかったり、5mも伸びてしまったりで、緊急時にリード操作を誤る可能性があるためです。
フレキシブルリードは、散歩には向いていませんが、広場で遊ぶのには向いています。
一番短い長さでお散歩をして、お気に入りの広場でリードを伸ばしのびのびと遊ぶという使い方がいいと思います。
[itemlink post_id=”2868″]トレーニングリード
引用元:Amazon
トレーニングリードは、スタンダードリードに似ていますが、その長さが全く違います。
トレーニングリードは、リードの長さが5~50mもあり、全くお散歩には適しません。
トレーニングリードは、「おいで」などのトレーニングを人の少ない広場で練習するときにのみ使いましょう。
[itemlink post_id=”2869″]マルチファンクションリード
引用元:Amazon
リードの中には「マルチファンクションリード」というものがあり、上の製品だと7つもの機能をもっています。
機能としては、「リードの長さの段階調節」「ダブルリード(2匹をつなげるリード)」「係留(犬をつないでおくこと)」「肩にかけてお散歩」「一時的な首輪」があります。
一つ言えることは、お散歩に「マルチファンクションリード」は必要ない、ということです。
使いこなすのは難しいですし、使いこなすメリットもあまりありません。
[itemlink post_id=”2871″]迷子札

首輪やハーネスには、「迷子札」をつける部分があります。
上の画像は、ドッグ教室で作った世界で一つの迷子札です。
迷子札には、「犬の名前」「飼い主の電話番号」を記入しましょう。
迷子札はペットショップに行けば、おしゃれなものから実用的なものまで、さまざまなものが売られています。
なんらかのアクシデントでリードを離してしまうこともあります。
そのときに愛犬と悲しい分かれをしないためにも、迷子札はつけるようにしましょう。
うんち袋
引用元:Amazon
犬はさまざまな場所でうんちをします。
コンクリートの上でする場合もあれば、草むらでする場合も。
このとき、うんちを持って帰るのは、犬の飼い主としての最低限のマナーです。
うんち袋は普通のビニール袋でもいいのですが、においをシャットアウトすることはできません。
ですので、専用のうんち処理袋を用意したほうがいいでしょう。
[itemlink post_id=”2875″]ウェットティッシュ
引用元:Amazon
ウェットティッシュは、うんちをつかんだり、犬のおしりをふいたりするために必要です。
また、体が汚れたときに拭いてあげたりすることもできます。
散歩から帰ってきたときに、ウェットティッシュで足を拭いて、家にあげてもOK。
ウェットティッシュは、万能なので、ぜひお散歩の持ち物として、バックに入れておきましょう。
[itemlink post_id=”2876″]水入りペットボトル
水入りペットボトルですが、愛犬の水分補給をしたり、おしっこをながしたりすることに使います。
最初はペットボトルでいいと思いますが、ペットボトルだと人間もあげにくいですし、犬も飲みにくいと思います。
お散歩に慣れてきたら、犬が飲みやすいようになっていて、おしっこを流しやすい商品を探しましょう。
ちょっとわかりにくいですが、私が愛用している水入れです。

先端がくぼんでおわんのようになっており、そこに水がたまるしくみです。
くぼみにたまった水は、水入れに戻すことができます。

画像のように、くぼみに水をため、その水でおしっこを流すこともできます。
[itemlink post_id=”2848″]おやつ
散歩デビューしたてのときは、外でコマンドをさせる練習をする必要があります。
「家ではできるのに、外ではおすわりどころかアイコンタクトもできない」
これぐらいは普通のことだと思ってください。
散歩中級者でも、お散歩時にコマンドを聞かない……、と悩んでいる方もいらっしゃいます。
そういうときは、一番簡単なアイコンタクトをおやつを使って練習しましょう。
慣れてきたらおやつを使って、おすわりに挑戦するといいですね。
また、お散歩デビューしたてのときは、外が怖すぎて歩けなかったり、階段が登れなかったり、逆に降りられなかったりします。
そういったときも、じっくり待ちつつ、おやつをうまく使いつつで、克服できるように手伝ってあげましょう。
雨の日の犬の散歩に必要な持ち物

雨の日の散歩は必須ではありません。
ですが、外でしかトイレをしない犬の場合、雨の日も散歩をしなければいけません。
また、梅雨などで雨がずっと降って、散歩に行けない場合は、雨の日の散歩も検討する必要があります。
ここでは、雨の日に必要な散歩の持ち物をご紹介します。
レインコート
雨の日の散歩では、必ずレインコートを着せてあげましょう。
レインコートを着せないと、びしょびしょに濡れ、一気に体温を奪われます。
また、精神的にもストレスがたまり、お散歩を十分に楽しむことができません。
雨の日のお散歩は「レインコート必須」にしてあげましょう。
タオル
レインコートを着ていても、レインコートの内側まで水が入ってきてしまうことはあります。
そういった場合は、雨宿りしつつ、レインコートの内側の水をタオルで拭いてあげましょう。
気休め程度になるかもしれませんが、不快感は消えると思います。
広い場所での犬の散歩に必要な持ち物

広い公園などで、犬の立ち入りがOKなところもあります。
そういった場所では、犬を思いっきり遊ばせてあげたいですよね。
ですが、犬が自由に動ける範囲が広い、ということは、危険な範囲も広がるということです。
トレーニングリード
引用元:Amazon
犬と一緒に広場にきたのだから、思う存分、走らせてあげたい。
犬の飼い主ならそう思いますよね?
そういった場合、短めのトレーニングリードを使ってもいいかもしれません。
ですが、人が広場にいる場合、トレーニングリードの使用はやめておきましょう。
みんながみんな、犬好きなわけではありません。
中には大の犬嫌いの方もいますし、犬に恐怖心をもっている方もいらっしゃいます。
人が広場にいる場合は、トレーニングリードを使わずに、スタンダードリードをもって、一緒に走ってあげましょう。
[itemlink post_id=”2869″]おもちゃ
トレーニングリードとあわせて、フリスビーなどのおもちゃで遊んであげると犬は喜ぶかもしれません。
ですが、こういった遊びはお散歩中にすることではないかもしれません。
今は貸し切りのドッグランなどがあるので、そういった場所でおもちゃで遊んであげましょう。
虫除けスプレー
虫の多いお散歩コースを通るときは、虫除けスプレーがあるといいかもしれません。
今は、犬にも使用できる虫よけスプレーもあります。
犬の散歩に必要な持ち物 まとめ

ここまで犬の散歩に必要な持ち物について、ご紹介してきました。
犬のお散歩で本当に必要なものだけ、まとめます。
犬の散歩に必要な持ち物
- バッグ(トートバック・ウエストポーチ・ショルダーバック)
- 首輪またはハーネス(胴輪のこと)
- スタンダードリード
- 迷子札
- うんち袋
- 水入りペットボトル
- ウェットティッシュ
- おやつ
この記事では、あえてNGなことも書きました。
犬を飼う以上、その責任は飼い主にあります。
マナーを守って、犬のお散歩を楽しみたいですね。