
「子犬の一生は生後5ヶ月で決まる!」
あなたはこのようなことを聞いたことはありませんか?
この5ヶ月までのしつけで、犬の将来は決まってしまいます。
このころの教育が十分でない場合「人に吠えまくる」「大きな音に吠えまくる」「粗相を繰り返す」「すぐに唸る」などを繰り返す犬になります。
逆にこの5ヶ月以内に適切な教育「社会化教育」をすれば、ほとんどの場合、問題行動を起こす犬にはなりません。
愛犬、トイプードルのグミにも社会化教育を受けさせたく、もみの木動物病院のパピー教室に参加してきました。
Contents
もみの木動物病院のパピー教室の前に
もみの木動物病院では、パピー教室を行っています。
もみの木動物病院とパピー教室の情報は、つぎの表のとおりです。
住所 |
〒657-0834 兵庫県神戸市灘区泉通4-5-13 |
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申込先 |
病院の受付で直接 での申込み |
日時 |
土・日曜 スケジュールは随時更新 病院の受付で直接 での確認の必要あり |
参加費 | 24,000円(全8回)+テキスト代(2,400円) |
場所 | もみの木動物病院2階 または 近隣の教室 |
詳細 | 事前に健康診断を受ける必要あり。1頭あたり2名までの参加 |
電話で申し込みをすると、まず健康診断を受けるように言われます。
もみの木動物病院はWEB予約ができるので「先生の指定なし」「夕方の時間」で予約をとりました。
もみの木動物病院の健康診断
指定された日時に健康診断を受けに行きました。
健康診断を受ける理由は「心身に何らかの異常がないか」確かめるためです。
健康診断ですが、なんと院長先生自らに行ってもらえました。
安心&ラッキー!
院長先生はとてもユーモラス、かつ、丁寧に診てくださる方でした。
グミは嬉しすぎるあまり、先生のメガネをなめ始め、院長先生に「スイッチをOFFにしとこか」「電池も外しとこか」「もう1個電池ついとんのかな」って笑顔で言われてました。
最後は診察台の上で餌をもらい、キャリーに入れるときにもおやつをくださいました。
ワンちゃんに「病院は楽しいところなんだよ~」と思ってもらうためです。
グミは体調が悪かったり、問題児でなかったり、便に問題もなかったりで、無事、パピー教室に入れることになりました。
料金とカリキュラム
ここでは、もみの木動物病院の料金とカリキュラムを紹介します。
料金
項目 | 料金 |
---|---|
入会費 | 5000円 |
テキスト(こころのワクチン・その他) | 2,400円 |
教室代 (全8回) |
24,000円 |
教室では主に「こころのワクチン」という本を使います。
この本には「犬の社会化」のすべてが載っています。
よくある「〇〇日で直る〇〇」みたいな本ではありません。
教室代は、1回3000円(1時間15分)と、とてもリーズナブルです。
カリキュラム
LESSON | 授業内容 | 宿題 |
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A |
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C |
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D |
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E |
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G |
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H |
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このA〜Hまでのカリキュラムのうち、先輩犬のレッスンに入っていく、という形で教室が始まっていきます。
グミの場合、「E」からのスタートになりました。
そして、全レッスンを修了すると、修了試験を受けることになります。
かなりボリュームのあるカリキュラム、かつ、みなさん困ってあろうことです。
きっと愛犬の社会化に役立つはずです。
パピー教室の前に自己紹介
もみの木動物病院のパピー教室に入る前に、グミの自己紹介をしました。

名前はグミ、犬種は大きすぎるトイプードルです。性別がオス、誕生日が2020年12月10日です。お勉強したいことは、何にでも「グイグイ」行くくせをなおしたいです。

ボク、グミ、よろしくね!

グミちゃんは、人も、ものも大好きなんですね~。好きなことは本当に素晴らしいことなので、それをコントロールできるようにしましょう。
3つのプレゼントをもらいました
自己紹介のあと、スペシャルな3つのプレゼントをもらいました。

この3つのプレゼントは、ただのプレゼントではなく、それぞれに意味があります。
スペシャルオモチャ

このロープのおもちゃは、遊びの開始と終了を教えるために使います。
まず、遊びを開始する前に、おすわりなどをさせます。
そして、ちゃんとできたら、おもちゃをあたえ、遊びが始まったことを教えます。
同様に、遊びを終えるときも、おすわりなどをさせます。
ちゃんとできたら、おもちゃを返してもらい、遊びが終わったことを教えます。
社会化クッキー

社会化クッキーは、飼い主ではなく、他の人の手からあたえてもらいます。
そうすることで「飼い主以外の人も怖くないんだよ~」ということを教えます。
子供や大人など、いろいろな人からもらうほど、犬の社会化は進みます。
目指せ100人!
ハンドリングタッパー

ハンドリングタッパーは、しつけに使う特別なタッパーです。
例えば、濡れた布で足などを拭くときですが、布だけでやると、ただの追いかけっ子になってしまいます。
そこで、ハンドリングタッパーからえさをとり、にぎりこみながら(ハンドコング)、犬の鼻に近づけます。
犬はにぎりこんだ手の中えさを必死に食べようとするので、そのすきに足を拭いてしまいます。
これを繰り返すことで、えさなしでも、犬は足を拭かせてくれるようになります。
ハンドリングタッパーには、1日分のえさを入れます。
まえもって1日分のえさを入れておけば、えさのあたえすぎを防ぐことができます。
もみの木動物病院パピー教室LESSON【E】の様子

レッスンEは、ハンドリング、足拭き・ブラッシング、アイコンタクトの3つが課題となっていました。
グミはこの3つを家で練習していたので、完璧なはずでした。
ですが、広い空間でやったことがなかったので、気がそれてしまうことも。
それぞれの課題はクリアはできるのですが、あいま合間で他のワンちゃんの飼い主さんへの挨拶にいってしまったり…。
「おいで」で呼んでも、完全無視です。
ですが、なんとか一通り、課題をクリアすることができました。
宿題
レッスンEでやったことを、早速、家で練習してみました。
宿題
- ハンドコングを使って全身を触る(1回分のお食事を使う)
- 足拭き、ブラッシングをする際に格闘しない(フードを使う)
- アイコンタクト(カメラ目線の写真を撮る)
- トイレとケージの写真を撮る
「足拭き」以外は、バッチリできました。
グミは前脚を触られるのが嫌らしく、ハンドコングやおやつを使っても、避けようとします。
なにか、どこかで、怖い思いをさせてしまったのかもしれません。
カメラ目線の写真はばっちり

「グミ」と呼ぶと、ほぼ必ず、目を見てくれるようになりました。
アイコンタクトは、バッチリ完璧です。
グミが大きくなりすぎて、寝床におさまっていませんが……。
トイレとケージの写真

グミのケージは「アイリスオーヤマ」の連結できるものを、2つ組み合わせています。
最初は1つで、トイレのすぐ横に寝床がありました。
ただ、これでは「トイレは外さないかもしれないが、狭い上に衛生的でない」との理由で2つに増やしました。
グミはトイレの端っこでおしっこをする癖があるので、トイレも中型犬のものにして、ケージ内での粗相を防いでいます。
ただ、これも「正解」ではない気がしています。
ここは要改善だと思うので、次回の教室でしっかり学びたいと思います。
【1回目・アイコンタクト・ハンドリング】もみの木動物病院のパピー教室に行ってきました! まとめ

もみの木動物病院のパピー教室1回目に、家族2人とトイプードルのグミで参加してきました。
教室の最後に「リードを外してみんなで遊ぶ」というコーナーがありました。
グミは走り回り、他の犬を遊びに誘い、みんなから追いかけ回され……、とても楽しそうでした。

グミちゃんは、教室のいいムードメーカーになりそうですね!

でしょ?

ありがとうございます!
これからも、もみの木動物病院のパピー教室の様子を紹介していきたいと思います。
住所 |
〒657-0834 兵庫県神戸市灘区泉通4-5-13 |
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申込先 |
病院の受付で直接 での申込み |
日時 |
土・日曜 スケジュールは随時更新 病院の受付で直接 での確認の必要あり |
参加費 | 24,000円(全8回)+テキスト代(2,400円) |
場所 | もみの木動物病院2階 または 近隣の教室 |
詳細 | 事前に健康診断を受ける必要あり。1頭あたり2名までの参加 |