マナーウェアをつけたトイプードル

今回(2021年5月15日)は、愛犬グミにとって2回目のもみの木動物病院のパピー教室。

今回のテーマは「トイレトレーニング」「マナーウェアの着け方」「不妊去勢手術」についてでした。

トイレといえば、あなたも愛犬の粗相で困っていませんか?

今回は3つのテーマのうち、特にトイレトレーニングに力をいれて紹介・解説したいと思います。

【トイレトレーニング】もみの木動物病院のパピー教室

今回はもみの木動物病院のパピークラスで「トイレトレーニング」について、教わってきました。

前回の宿題として「トイレ」「ケージ」など、犬のトイレ環境の画像をもってくるというものがありました。

パピー教室が始まる前に時間があったので、先生に愛犬グミ(トイプードル)のトイレ・ケージの環境を見てもらうことになりました。

見てもらった画像はこちら↓

グミのケージ

家の和室6畳は、愛犬でかトイプードルグミの部屋です。

ケージはアイリスオーヤマ製の拡張できるものを、縦に2つ連結させています。

ケージを2つに分けるとグミがやらかす

ケージをトイレ用、寝床用の2つに分けたいと思ったこともありました。

見ているときはトイレを成功させ、ドヤ顔でおやつをもらいにきます。

ですが、障子を閉め、数時間離れると惨劇が起こります。

やむことのない惨劇

  • トイレの成功率が50%まで落ちる
  • ケージ外でしたうんちを踏み、その足で畳や滑り止めカーペットを爆走
    →滑り止めは丸洗い、畳は消臭効果のあるスプレーで徹底的に掃除
  • うんちが入った袋をくわえ爆走
  • 2~3時間、目を話した場合、惨劇が起こる確率は、80%程度
  • 畳を破壊
  • 片付けようとすると徹底的に邪魔をしてくる
    →本人は遊びだと思っている

正直、この惨劇が起こるたびにイラッとしますし、ため息も出ます。

さらに放尿の問題も……

さらに、愛犬グミはトイレをトイレシートの端っこでする癖があります。

そのため、トイレのすぐ横に尿たまりができることがほとんどでした。

これは、グミが規格外のでかトイプードルであるため、ある程度は仕方のないことかもしれません……。

ただ、このままではいけないと思い、トイレをもう一回り大きくし、中型犬用のものに変えました。

↓Before

小型犬用のトイレ

↓After

中型犬用のトイレ

これでトイレの端っこで尿をすることができなくなりました。

「失敗を経験させないこと」は、先生に教わった大切なことです。

トイレと寝床に境界線を

先生に見ていただいたところ、下の画像のままでも問題はないとのことでした。

グミのケージ

ただ、寝床とトイレの区切り、段差みたいなものがある方がベターだと教わりました。

早速、でかトイプードル・グミのケージを改造しました。

↓改造画像はこちら

寝床とトイレに柵をつけたケージ

アイリスオーヤマ製の柵だけ買って、ケージに取り付けました。

これでだいぶ、トイレと寝床の分離に成功していると思うのですが……。

ちなみにこの状態で、人が見ているときのみケージのドアをあけると80%以上の確率でトイレは成功します。

さらに、トイレを私の部屋の近くまで移動させ、グミの様子を見ながら仕事をしているときも80%以上の確率でトイレを成功させます。

【マナーウェアの着せ方】もみの木動物病院のパピー教室

あなたは動物におむつ(マナーウェア)を着せるなんてかわいそう、と思いますか?

犬について知らない人の多くは「かわいそう……」と答えます。

しかし、実際、そうではありません。

ここではその理由について、もみの木のパピー教室で得た知識をもとに解説します。

マナーウェアが必要なホテル・旅館・カフェ・レストラン

あなたは、愛犬と旅行に行ったり、カフェやレストランに行ったりしたくありませんか?

旅館やホテル、カフェ、レストランによっては、マナーウェアの着用を入店の条件にしているところがあります。

そのため、ちゃんとトイレができる犬でも、マナーウェアを着れるようになっていなければなりません。

マナーウェアは、普段から練習しておかないと、本番で着せることが難しくなります。

マナーウェアはトイレを覚えるまでは必要

例えば、犬友と遊ぶとしましょう。

トイレをコントロールできる犬ならば、トイレをさせてから友人の家にお邪魔すれば問題はありません。

しかし、いつ・どこで、トイレをしてしまうかわからない犬の場合、友人の家で粗相をしてしまうかもしれません……。

しかし、マナーウェアをつけていれば、トイレの心配は必要なくなります。

マナーウェアをつけることで、行動範囲を広げることができるのです。

マナーウェアの着け方

マナーウェアのつけ方は、オス・メスで異なります。

オスはお腹に巻くだけ、メスはしっぽをマナーウェアに通す必要があります。

もみの木動物病院のパピークラスで、実際に挑戦してみました。

おやつ・フードで気をそらす

犬は雰囲気を察知するのが得意な生き物なので、マナーウェアを普通につけようとすると逃げられます。

↓悟られないように器にフードを入れて気をそらしています。

フードを食べるトイプードル

↓大丈夫そうなら、一気に巻きます。
マナーウェアは、マジックテープでとめるようにできています。

マナーウェアを着ようとしているトイプードル

↓完了!

マナーウェアを着ているトイプードル

マナーウェアをつけてすぐは、気になったり、後ろ足で脱ごうとします。

しかし、少し時間が経てば慣れてきます。

↓愛犬グミもこんな感じで慣れてきました。

マナーウェアに慣れたトイプードル

マナーウェアは、愛犬と遊びに行くときの必需品なので、定期的に練習しようと思います。

【不妊去勢手術】もみの木動物病院のパピー教室

今回のもみの木動物病院のパピー教室では「不妊去勢手術」をテーマにしたお話もありました。

我が家では、グミの去勢を考えています。

その理由は全部で3つ。

去勢をする理由

  1. 性器の病気を予防したい
  2. 子供を残す予定がない
  3. 性的衝動でストレスがたまるのを避けたい

オスの去勢について

オスの去勢について、先生からつぎの解説がありました。

先生の解説

  1. オス犬同士のケンカが起こりにくくなる
  2. マウンティング(上に乗る)が減る
  3. ワンちゃん同士が仲良くなりやすくなる
  4. マーキング(外で片足をあげておしっこをするもの)がほぼなくなる
  5. 病気のリスクが減る

もみの木動物病院では、6ヶ月から去勢手術が受けられるそうです。

なるべく早いタイミングで、去勢手術を受けさそうと思っています。

メスの不妊について

メスの不妊について、先生からつぎの解説がありました。

先生の解説

  1. 生理がなくなる
  2. 子宮の病気にかからなくなる

女の子の場合も、6ヶ月から不妊手術を受けられるそうです。

手術をすると肥満になるんじゃないの?

手術をしたからといって、それ自体が原因で肥満になることはありません。

必ず、人間の手(えさのあげ方・量など)が加わっています。

手術をしたあとは、体重管理に気をつける必要がある、ということです。

体重管理は素人では限界があるので、病院と相談しながらえさをあげる必要があります。

そうすれば、肥満になるということはありません。

【2回目・トイレトレーニング】もみの木動物病院のパピー教室に行ってきました! まとめ

遊んでいる3匹の子犬

今回は「トイレトレーニング」「マナーウェア」「去勢不妊」についてのお話でした。

この中でもトイレトレーニングで困っている人は、多いでしょう。

トイレの失敗は「犬が混乱しているから」と言われます。

つまり、人間が混乱させているのです。

「トイレはここだよ~」と粘り強く教えてあげてくださいね。

そして、失敗したときは怒らず、うまくいったときはしっかりほめてあげてくださいね。

もみの木動物病院のパピー教室の記事は、こちらをどうぞ。

1~3回目の様子は、こちらのリンクからどうぞ。

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参加費 24,000円(全8回)+テキスト代(2,400円)
場所 もみの木動物病院2階
または
近隣の教室
詳細 事前に健康診断を受ける必要あり。1頭あたり2名までの参加

>> もみの木動物病院公式サイト